デルフトでは夏の間の土曜日は町のあちこちでアンティークマーケットが開かれています。最近はマーケットに行っても欲しい!と思うものに出会えず、寂しいような、ほっとするような気持ちですが、今回は収穫物がありました。
18世紀のデルフト焼大皿 (直径34cm)。縁には鮮やかな黄色が見られます。
V&A博物館で一回り小さい同時代のものを見たことがあったのです。古い大皿は手に入りにくくなっているので、これは掘り出し物でした! デルフト焼ではよく見られる花をモチーフとした模様は、一見クジャクに見えることから、ピーコック皿とも呼ばれています。
少しはがれた釉薬の下には荒々しい土が見えます。東インド会社を介して17世紀に大量に輸入された東洋磁器の白さと藍色への憧れから発達したデルフト焼は、磁器ではなく陶器。錫釉の白地にコバルトで染め付けを模倣したとのことです(現在の作品は錫釉を使っていないものが主流だとのこと) 。
長い冬が終わり、春の訪れを祝う日に商人や農民が家にある自慢の大皿を見せ合う行事が一昔のオランダであったそうですが、そんな日に使われたものでしょうか? そのうち、これを模倣した作品を制作してみたいなあ。
18世紀のデルフト焼大皿 (直径34cm)。縁には鮮やかな黄色が見られます。
V&A博物館で一回り小さい同時代のものを見たことがあったのです。古い大皿は手に入りにくくなっているので、これは掘り出し物でした! デルフト焼ではよく見られる花をモチーフとした模様は、一見クジャクに見えることから、ピーコック皿とも呼ばれています。
少しはがれた釉薬の下には荒々しい土が見えます。東インド会社を介して17世紀に大量に輸入された東洋磁器の白さと藍色への憧れから発達したデルフト焼は、磁器ではなく陶器。錫釉の白地にコバルトで染め付けを模倣したとのことです(現在の作品は錫釉を使っていないものが主流だとのこと) 。
長い冬が終わり、春の訪れを祝う日に商人や農民が家にある自慢の大皿を見せ合う行事が一昔のオランダであったそうですが、そんな日に使われたものでしょうか? そのうち、これを模倣した作品を制作してみたいなあ。
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